下腿

左の膝蓋骨(お皿)骨折後のリハビリを鍼灸でサポート


左膝のお皿(パテラ)を骨折された患者様のお話です。

骨はすでにくっついており、現在は病院でのリハビリを継続中です。

まだ「足の運び」が今ひとつスムーズではないため、当院の鍼灸治療でサポートをさせていただいています。

今回は、病院の理学療法士の先生から「あぐらの練習をするように」と言われたものの、骨折した左足がうまく開かないため、「ここを調整してほしい」とのご相談でした。


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【写真上:治療前】 あぐらをかいた際、左膝がベッドから大きく浮いているのが分かります。膝がこの位置で不安定になると、無理に開こうとして左股関節への代償動作(無理な負荷)が加わり、痛みを引き起こす原因になります。

【写真下:治療後】 鍼灸による緊張の緩和と調整により、施術後は膝が綺麗にベッドへ近づき、あぐらのポジションが格段に安定しました。


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鍼灸治療の後は、無理な力が抜けて、リラックスしてあぐらをかいているのが分かります。

このようにあぐらがかけるようになるということは、股関節の動く範囲(可動域)が広がり、膝もしっかりと深く曲げられるようになったという証拠です。

これらの関節が連動することで、お悩みの原因だった「足の運び」も改善され、今後は歩行もよりスムーズになっていくことが期待できます。

この写真に写っている成果が維持できるように、ご自身でご自宅でできる運動療法もお伝えしました。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

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筋トレで足つま先の痛みが消えました

股関節が安定すると足の使いかたが整います。

年を重ねると股関節周りの筋肉に衰えが出て足の運びがうまく行かなくなります。そうすると足を使うときに膝や足首が何とかしようと頑張るので膝や足首足指がオーバーワークとなり痛み始めます。今回はそういったケースです。

60代前半の女性。

健康体操教室で股関節のエクササイズをした後から、歩行中の右つま先の痛み(元々あった痛み)が、悪化して歩行のスピードが遅くなりました。

エクササイズの内容を伺うと股関節の内旋外旋をしたそうです。彼女は元々股関節に辛さを抱えているので、多分この動きで股関節の不安定さが増したのだろう、と考えました。

そこで鍼灸をする前に股関節を安定させる小殿筋(インナーマッスル)、中臀筋の筋トレをしました。

実はこの中殿筋の筋トレ、私自身が効果を出すのが難しかったのです。そこで最近、自分自身で中殿筋に効かせるためにはどうやって筋トレしたらいいのかをあれこれと実践して考え続けていました。

やっと中臀筋に効かせるコツがつかめましたので、そんなこともお伝えして筋トレしてもらいました。

その後に靴を履いて治療室の外で歩いてもらうと「右つま先の痛みが減ってる!!」と仰って普通のスピードで歩くことができました。

彼女は足の痛みで足専門の病院に通いインソールを作ってもらっているのですが、それは効いていないとのこと。ドクターも「あなたは側彎症があるのでインソールは効かないかもねえ」といった調子で、はきやすい靴を求めて靴難民になっていたとのこと。

この日の靴はたまたまインソールの入っていない靴でした。

インソールがなくても筋トレ後に足の痛みが明らかに改善していたので、この筋トレをご自宅で続けていただき、歩行中の足の痛みが良くなり外出や旅行に行くことが楽しくなってくれたらいいなと思いました。

筋トレの良いところは、患者さんご自身がご自宅でケアができることです。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
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ぎっくり腰が治ったの巻

前回のブログでぎっくり腰になった顚末を書きました。

これが治らないの何のって。自分で鍼灸しても3週間以上も同じ強さの痛みが続いてました。こうなるとぎっくり腰じゃない、立派な腰痛症。でもそれも昨日まで♥Twitterに上げてます。

 

「痛いところは原因じゃない」が自説です。どんな事をしたかというと、

まず、痛いのは右腰でお尻に近いところ。なので腰ではなく、そこに続くお尻や股関節を治療してました。しかし全く効かないので痛むところも治療しましたよ自説は横において。

しかしそれも効かないので、昨日は更に下の右大腿の後ろ側ハムストリングスに鍼をしました。

そこは痛くもカユクも無いのだけど古典的な鍼灸の考え方に「背中や腰の辛さは膝裏(つまり足の後ろ側)に尋ねてみよ」というのがあるんです。この考え方は理解できるので右ももの後ろにアプローチしたんです。

するとどうでしょう?今朝からスッキリ!

腰痛の辛さ10→1に改善。

おお、鍼灸が効いている~~

 

私の腰痛は右側。私の重心も右側。それは私の体の使い方に癖があり、それが右重心にさせています。

実際、新生児の孫を抱っこして寝かしつける最中に自分の動きを観察しましたら右側がメインでした。

重い赤ちゃんを抱っこして立つ、足で立っている、それも右ばっかり。

この動作が腰痛の原因となる、ハムストリングスの使い過ぎになっているわけでこの運動学が知りたいです。今朝spoonの#おかの日記で鍼灸師は運動学をもっと学ぼうと話してました。

で、Twitterの件、妊婦さんの腰痛。

妊婦さんはお腹が大きくなり体重も増える、それを体の重心の場所で支えてます。そこにどんどん負担が掛かるんですね。

ある妊婦の患者さんが仰ってました。

「出産したら腰痛は治るから大丈夫」と整形の医師から言われましたと。

確かに妊婦さんご本人の重さは出産で減りますよね、でも「産後に抱っこする赤ちゃんはドンドン成長して重くなるでしょう?3000gで産まれた赤ちゃんは3ヶ月で2倍の6000gにもになるのよ~。体の癖を今治しておけば生涯の資産ですよ」と伝えてます。

資産、築いてたつもりだったんだけどね~💦

メイ治療室 女性のための鍼灸院
板橋区志村1-1-13
080-4084-1310

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慢性骨盤痛症候群、月経痛、不妊に悩む方へ

「下肢静脈瘤は自分で治せる」という本がずっと気になっていました。

 

というのは静脈瘤が女性に多いため、メイ治療室の患者さんにも時々足の静脈瘤でお悩みの方がいらっしゃるからです。静脈瘤の症例はこちらです。そこで自分で治すその方法に興味がありました。

 

最近、図書館を通りかかるチャンスがあったので図書館に寄って「静脈瘤」で検索すると上記の本が出てきました。借りて読むと、やっぱりね!だから鍼灸が効果があるんだ、という箇所と、へえ~、そうなっていたんだ!という箇所がありました。

 

そのへえ~とは。

 

下肢静脈瘤にはいくつかタイプがあります。その1つの「陰部静脈瘤」です。

 

名前の通り外陰部にでるのですが、内股や太ももの裏側にもコブが現れます。

 

その足の静脈瘤の写真は、患者さんのSさんが月経時に太ももが辛いとおっしゃる部位と同じです。

 

その説明は「妊娠、出産時に卵巣のまわりの静脈瘤から起こり、生理のたびに痛みやむくみなどの症状が現れるのが特徴」とあります。

 

さらに「閉経すると症状は軽くなるか消失」するとも書いてあるのです。

 

その太ももの場所は血海というツボがあるあたりです。このツボは血の集まるところで、女性の血の道症、いわゆる月経困難症や更年期症状などに効くと古来より伝わるツボです。

血海は卵巣と血管でつながりがあったのです!

ここにへえ~と驚いたのです。

 

私が下肢静脈瘤の患者さんを拝見した経験から知っていることは、静脈瘤のコブがあるところは筋肉が硬くなっています。

 

この本に書いてありますが、静脈血を心臓に戻す方法のひとつに筋ポンプ作用があります。足を動かすと足の筋肉が、足の静脈を圧迫して足の血液を心臓に押し上げるのです。この筋ポンプ作用の働きが低下すると下肢静脈瘤になるのです。

 

鍼灸で、静脈瘤の周りの硬い筋肉を鍼灸でほぐしますと、筋肉が伸びたり縮んだり働きが良くなります。筋ポンプ作用を復活させると、歩いている時に足の静脈血が心臓に戻され下肢静脈瘤は改善されるのです。私も鍼灸が静脈瘤に効く機序はこれだと思っていたので、ここまでは想定内でした。

 

本の説明から、陰部静脈瘤の例として写真にコブが写っているところを鍼灸で刺激すれば卵巣まわりの血流を良くすることができる、ということを得たのが収穫でした。

 

妊娠をご希望の方の鍼灸治療にこの写真が大きなヒントになると確信しました。

 

さらに調べますと、慢性骨盤痛、骨盤内うっ血、下肢静脈瘤はお互いに関連があるようです。足の血行を改善すると慢性骨盤痛が良くなるということもわかりました。ここでも足のどのツボを使うのが最善策かがポイントになりますね、ちょうどこの本の写真がヒントになると思います。

 

鍼灸が月経痛に効いたり、不妊治療に効果があるという論文のエビデンスの1つとして骨盤内や卵巣まわりの血行を改善できるからなのですね。

慢性骨盤痛症候群、月経痛、不妊治療に血海というツボを使うのはもちろん、そこを伸びやかにする治療をすればさらなる効果があるだろうと、いろいろと考えているところです。

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