薬が飲めない授乳中の片頭痛。頭に針をしない鍼灸で、1ヶ月間すっきりゼロに!

先日、片頭痛のお悩みで、現在育休中の患者さんがお見えになりました。

もともと片頭痛持ちだったそうなのですが、出産後6ヶ月が経った頃から症状が再発してしまったとのこと。現在は授乳中のため、「できるだけお薬を飲みたくない、飲めなくて辛い……」というお悩みを抱えていらっしゃいました。

前回がメイ治療室での初めての鍼灸治療で、今回はそれから1ヶ月ぶりのご来院だったのですが、開口一番、とても嬉しいお話を伺いました。

「鍼灸治療をしてから、この1ヶ月間、片頭痛が一度も出なかったんです!本当にびっくりしました」

笑顔でお話しされる姿に、私も自分のことのように嬉しくなってしまいました。

実は、この方のカルテを見返してみると、頭部への鍼(はり)は一切行っていないのです。施術したのは、お腹、背中、腰、そして手足。まずは彼女の「姿勢の崩れ」をきれいに戻し、体全体のバランスを徹底的に整えました。

片頭痛だからといって、頭だけに原因があるわけではありません。特に産後や育児中は、抱っこや授乳で姿勢が崩れやすく、それが自律神経や血流の乱れを引き起こし、頭痛に繋がることがよくあります。

今回の劇的な変化を通して、私自身も改めて「体のバランスを根本から整えることの大切さ」を深く実感しました。

授乳中で薬に頼りたくない方、慢性的な頭痛にお悩みの方、ぜひ一度、お体のバランスを見直してみませんか?いつでもお気軽にご相談ください。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

| | コメント (0)

噛むと痛い右顎の悩み。全身のバランスを整えたらその場で雑音が消えた話

本日は、顎の痛みと「体の連動性」について興味深い症例をご紹介します。

頭痛はすっかり改善、次の悩みは「顎」

もともとこちらの患者さんは、頭痛や後頭部、肩甲骨周りの違和感でお越しいただいていました。継続的な治療により、現在は「もう頭痛はすっかり起きなくなった」と喜んでいただけるまでになっています。

しかし今回、新たに「食事で噛むと右顎が痛む。カクカクという雑音も気になる」というご相談をいただきました。

鍵を握っていたのは「左の脇腹」

顎の問題だからといって、顎の周りだけを診るわけではありません。
全身のバランスを詳細にチェックしたところ、ある仮説に行き当たりました。
「左の脇腹(腹筋)の筋力が弱くなっていることが、右顎に影響しているのではないか?」

実際に左右の腹筋運動を比べていただくと、明らかに左側の方がやりづらく、力が入らないことが判明しました。

治療後の劇的な変化

顎そのものの調整(仰向け・うつ伏せ)を丁寧に行いつつ、左右の腹筋のバランスをととのえるアプローチを行いました。

その直後、再度顎を動かしていただくと
「痛くない!雑音も消えています!」

腹筋のバランスが整い、体の軸が安定したことで、顎関節にかかっていた無理な負担がその場で解消されたのです。

「木を見て森も見る」治療の大切さ

頭痛が消え、次に顎の痛みが取れる。一見バラバラの悩みに見えますが、すべては「体全体のバランス」という一つの根っこで繋がっています。

メイ治療室では、痛い場所だけに注目するのではなく、なぜそこに痛みが出ているのかを全身から紐解いていきます。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

 

| | コメント (0)

逆子ちゃんが鍼灸で治りました

本日も「逆子が治りました!」と嬉しいご連絡をいただきました。

逆子が改善されないと帝王切開という選択になりますが、産後の傷の痛みや、その後の「傷の引きつれ」によって体に不具合が出るケースを多々見てきました。

女性の体は腹部に傷ができるリスクを多く抱えています。子宮筋腫や卵巣嚢腫、乳がん、あるいは虫垂炎の手術経験がある方もいらっしゃることでしょう。

こうした傷の引きつれは、意外なところで体に影響を及ぼします。腕が上がりにくくなって肩こり、さらには頭痛になったり、お腹側が縮むことで裏側の腰に痛みが出たりと、さまざまな不調の原因になるのです。

鍼灸治療によって逆子が治り、帝王切開を回避するお手伝いができること。それは、鍼灸師として何よりも喜ばしい瞬間です。

産科で逆子ちゃんと言われましたら早く鍼灸治療を受けることをお勧めいたします。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

| | コメント (0)

乳がん術後に腕が上がらない原因と改善法|鍼灸と肩甲骨エクササイズ

乳がんの手術後、「腕が上がらない」とお悩みの方は少なくありません。

実はその原因の一つに、術後の傷の引きつれがあります。

この記事では、乳がん術後に起こる腕の動かしにくさの原因と、鍼灸治療による改善方法、さらにご自宅でできる運動療法についてご紹介します。


 

■ 乳がん術後に腕が上がらなくなる原因

乳がんの手術後、胸にできた傷が硬くなることで、皮膚や筋肉が引っ張られる状態(引きつれ)が起こります。

この影響で、腕を上げる動きが制限されてしまうことがあります。

特に

  • 腕を上げると突っ張る
  • 可動域が狭くなる
  • 無理に上げると痛みが出る

といった症状が見られる方が多いです。


 

■ 肩こりや頭痛につながる理由

腕が上がりにくくなると、それを補うために首や肩の筋肉が過剰に働くようになります。

その結果

  • 慢性的な肩こり
  • 首の緊張
  • 頭痛

へとつながるケースも少なくありません。

「腕の問題」が全身に影響していることもあります。


 

■ 鍼灸治療でできること

鍼灸治療では、傷の周囲や関連する筋肉の緊張をやわらげていきます。傷の周りに優しい暖かさのお灸が効果的です。

それにより

  • 傷の引きつれの緩和
  • 腕の可動域の改善
  • 肩や首の負担軽減

が期待できます。

実際に施術を行う中で、腕がスムーズに上がるようになる方がいらっしゃいます。


 

■ 自宅でできる肩甲骨エクササイズ

施術とあわせて重要なのが、ご自宅でのケアです。

今回のケースでは、肩甲骨を動かすエクササイズを行っていただいたところ、改善した腕の動きが安定して維持されていました。

身体は日常生活の積み重ねによって変化します。

そのため

  • 継続的な軽い運動
  • 正しい動かし方の習慣化

がとても大切です。


 

■ 鍼灸+運動療法で改善が進んだケース

週1回の鍼灸治療に加えて、日々のエクササイズを取り入れていただくことで、施術中に腕をさまざまな方向へ動かせるようになりました。

その結果

  • 施術できるツボの幅が広がる
  • より効果的なアプローチが可能になる

といった良い変化が見られ、改善がさらに進みました。


 

■ 乳がん術後の不調でお悩みの方へ

乳がん術後の「腕が上がらない」「肩こりがつらい」「頭痛に悩んでいる」といった症状は、適切なケアによって改善が期待できる場合があります。

メイ治療室では、鍼灸治療と運動療法を組み合わせ、お一人おひとりの状態に合わせた施術を行っています。

同じようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

 

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

| | コメント (0)

緑内障の悪化を心配されたケース

片方の目の上まぶたが被さっているようで重く、開けづらいと訴えられた患者様がいらっしゃいました。

この方は、その側の目に緑内障があり、以前より鍼灸に通われている方です。

そのため、「緑内障が悪化したのではないか」と大変心配されていました。

詳しくお話を伺うと、

・開けづらい方は、おでこの力で目を開けている感じがする
・まぶた周りをマッサージすると気持ちがいい

とのことでした。

このことから、筋肉の問題の可能性があると考えました。

さらに、症状が出る前日の様子を伺うと、同じ側の腕を使って負荷のかかる作業をしていたことが分かりました。

実際に確認すると、肩周りが強くこわばっている状態でした。

そこで、肩周り・首・顔の筋肉を中心に鍼灸で緩めたところ、上まぶたの重さや開けづらさは改善しました。

結果として、心配されていた緑内障の悪化が原因ではなかったようで、患者様も安心された様子でお帰りになられました。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

| | コメント (0)

頭痛は“頭だけ”が原因とは限りません

50代女性の患者さん。
ズキンズキンする頭痛が月に3回ほどあり、右だったり左だったりするとのことでした。

お体を拝見すると、腹部に
・帝王切開
・子宮筋腫の手術

の傷痕があり、お腹が硬く縮んでいる状態でした。

お腹が縮むと体は前かがみ(猫背)になりやすくなります。
猫背になると顔が下を向くため、顔を上げようとして後頭部や首の筋肉が常に緊張します。

この後頭部の過緊張が頭痛につながっている可能性があると考えました。

そこで今回は
・お腹の硬さをゆるめる鍼灸
・前に出ている顎と首の位置の調整

を行いました。

セルフケアとして運動療法、簡単な筋トレも行っていただきました。

1ヶ月後に来院された際には
「月3回あった偏頭痛が、1回だけになりました」とのことでした。

頭痛だからといって頭のツボだけを治療するのではなく、
体全体の状態をみて原因を探していくことが大切です。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

| | コメント (0)

食事中の顎の痛みが、肩から改善した症例

食事中に右の顎が痛むという患者さんが来院されました。

以前から歯科で「食いしばりがありますね」と言われていたそうです。
実際に口を開けてもらうと、指が二本分しか開けられず、右の顎に痛みが出ていました。また、肩こりも強く感じているとのことでした。

お身体を確認すると、肩関節の動き自体は左右ともにありましたが、特に右肩が前方に移動していました。
さらに背中側から見ると、右の肩甲骨の動きが低下していました。

肩や肩甲骨の動きが悪くなると、首や顔まわりの筋肉に負担がかかりやすくなります。
その結果、顎の筋肉が頑張りすぎてしまい、痛みにつながっている可能性が考えられました。

そこで今回は、顎だけでなく、肩や肩甲骨まわりの動きを改善することを目的に鍼灸治療を行いました。

2週間後に来院された際には、
「前回は右顎と肩こりがつらかったのですが、治療後のこの2週間はほとんど気になりませんでした」
とお話しくださいました。

食事の際に噛んでも、右顎の痛みは出なかったとのことです。

顎の症状というと「顎だけの問題」と思われがちですが、実際には肩や姿勢など体全体のバランスが関係していることも少なくありません。

今回のように、体の動きから原因を考えてアプローチすることで改善につながるケースもあります。
顎の痛みや食いしばり、肩こりなどでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310

| | コメント (0)

左腰が痛いんです、歯科衛生士の巻

痛みの原因は、別の場所にあるシリーズ。

今回は歯科衛生士のAさんです。左腰が痛いとのこと。

いつ痛いのか?

常に痛いのか?

 

Aさん:いいえ、仕事の後でウチに帰ってから気になるんです。

 

私:ふう~ん(仕事の姿勢が原因かな。。。)じゃあ仕事の姿勢はどうなっているのか、ちょっとココでやって見せてもらえる?

まず、患者さんの椅子のどこに立つんですか?

 

Aさん:うーん、右にも立つし、左にも立つし。左に立つ時はバキューム(唾液吸い取り機)を持って左手で引いてます。

と言ってAさん、グイッと左手を後ろへ引く動作をする

ピンポーン、ピンポーン♬

左腕を後ろに引いたよね? 引いたね!

その腕を後ろに引く筋肉こそ、腰から来てるのよ。

Photo_20200215231201

で左肩(青の矢印)に鍼灸して、左の腰痛(赤の丸)が解決しました~~

原因は痛いところ、辛いところには無いことが多いです。これが閃くときが嬉しい瞬間です。

| | コメント (0)

雪かきをしたら

1月22日の大雪は4年ぶりとのこと。

 

皆さん、お怪我はございませんでしたか?私は大変なことになりました。

 

 

翌日23日の昼頃、右肩がズキッとするではありませんか!昼ごはんを食べようとして箸を上げるとズキッ!セーターを脱ごうとするとズキッ!トイレでズボンを上げるとズキッ!

 

 

まさに五十肩の患者さんがおっしゃる症状そのものです。

 

 

思い当たるのは、昨日の雪かきです。私は自宅と治療室の前の雪かきをしました。雪が降った翌朝は雪が凍ってしまい、それをスコップではがすのは至難の業です。そこで雪がやんだ22日の夜遅くに雪かきをしました。その時の雪は湿っており、ずっしりと重かったのです。昼間も雪かきを何度もしたので、腕の筋肉、それも同じ筋肉ばかりを使い過ぎたのだとピンときました。

 

 

それにより肩周りの筋肉のバランスがくずれて、肩関節の隙間が狭くなり、手や腕を前に上げると、その狭い隙間で筋肉などの軟部組織が挟まれ痛みを起こしていたのでしょう。これを放おっておくと、腕を使う度に組織に傷がつきます。傷が大きくなって炎症を起こすと夜間痛(痛みで夜の目が覚める)という症状につながります。

 

そうなると治るのに時間がかかります。症状の少ない今のうちに治さなければ大変なことになる!と思いました。

 

 

そこで自分で鍼をして、お灸をして、運動して、なんとか症状はとれました。ああ良かった~。

 

 

いつもと違う事をした後に痛みがありましたら、早めの治療が効果的ですね。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)