運動

2回目のゴールデンエイジ期

前回は赤ちゃんの運動のゴールデンエイジ期を記しました。今回はその次に来る10才前後のゴールデンエイジ期についてです。

小学校の高学年になると、背丈が大人顔負けのお子さんがいたり、初潮を迎えるお嬢さんもいます。このように10才前後は身体が成人の水準に近づきます。

この頃の子供は、見たまま、感じたままを運動で表現できるようになります。頭であれこれ考えずに、新しい動きを何度か見ただけで身体で運動表現できるのです。

これは一生に一度だけ訪れる「即座の習得」が可能な年代で、この時期を過ぎると失ってしまう能力と言われています。

ただし、この「即座の習得」は、それまでの身体や筋肉、運動能力の上に成り立つもので、この時期だけ運動すれは良いという訳ではありません。このゴールデンエイジ期をより豊かにするのは、それ以前に子供が養ってきた身体運動能力に依存するのは言うまでもありません。

前に書いた離乳食を食べることも運動ですし、お乳を飲むのも運動。こういった生活の中での運動の積み重ねの先に「即座の習得」が活きてくるのではないでしょうか。

そして、ゴールデンエイジ期も重要ですが、人は何歳になってもその年代にあった運動能力の開発ができるのではないかと思うのです。

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膝の痛み、2

さて、以前のブログ(膝の痛み、1・高齢者の膝痛が鍼灸で軽減した)のつづきです。

痛みがあると身体は緊張して、凝り固まります。痛みがある時にリラックスすることは無いですよね?
その凝りを鍼灸でほぐしますと、身体は和らぎ、痛みの質が変わったり、痛みが小さくなるなど改善してきます。

さて、彼女の膝痛はこの状態まで改善しました。残るは右膝だけです。

玄関の段差を上り下りをしていただくと、痛みは上りで踏み込む時に出現し、病院で加齢による骨の変形有り!と指摘された右膝内側の辺り一帯にありました。痛みはそうとう強いらしく、手すりにつかまっても上りきることができません。

そこで片足立ちテストをすると、右足(痛い右膝と同じ足)で立つことが苦しいことが判明しました。それではと、かんたんな運動を10回行い、玄関で痛い動作(段差を上る)をしていただきました。

すると「「上れます!!痛みが半分以下になりました」とのこと。
それからは、ご自宅でお灸と運動10回を宿題としました。

病院から「膝痛は加齢による骨の変形のため、できる治療は無い」と言われ路頭に迷った(おおげさ?)膝に何が起こっていたのでしょうか?
次回に説明します。

つづく→膝の痛み、3

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膝の痛み、1

病院から膝の痛みの原因は、加齢による膝の変形のため「病院では、これ以上の治療は何もできません」と言われた症例です。

痛むのは両膝で、動き始めと、階段の上り下りの時です。階段は1段ずつ両足を揃えて上がり、手すりの助けが必要でした。歩き始めてしまえば痛みはなく、どこまででも歩けるとのこと。

視診では足の変形、いわゆるO脚変形はありません。とても綺麗な足でいらっしゃいます。屈曲変形(上向けで寝て、膝裏が浮く)が少々ありましたが、この程度で痛みが出るかしら???という程度でした。

足の触診をすると筋肉が固くなっています。人は痛みがあるとリラックスできず身体に力が入ってしまうものです。長年の痛みにより膝周りの筋肉がこわばり固くなったと考えられました。

実際に玄関の段差を利用して、どの動作で膝のどこに痛みが出るかを丁寧に調べていきました。上りも下りも両膝で痛みが出ましたが、鍼で左膝の痛みはすぐに消失しました。

この段階で彼女は「鍼灸でこんなにすぐに痛みが取れるのですか!もっと早く鍼灸をするべきでした」とおっしゃり、これがモチベーションとなり、治療に前向きに取り組んでくださいました。

このように、痛みで凝り固まった筋肉をほぐすと、筋肉が本来の働きを発揮して動きやすくなり、その結果痛みが減ったり消失します。

さて、治療は残る右膝の痛みをメインとして取り組んで行く事になります。

つづく → 膝の痛み、2

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