NHK「ドジャース・佐々木朗希 100マイルの、その先へ」を観て
今回は、メジャーリーグ・ドジャースで活躍する佐々木朗希投手のエピソードから、体の使い方についてとても大切な学びがありましたのでご紹介します。
NHKの記事はこちらです。
佐々木投手は一時期、持ち味である100マイル(約160km/h)の速球が出なくなり、戦線離脱を余儀なくされました。その原因のひとつは、新たに取り組んだ変化球が体に合わず、右肩を痛めてしまったことだったそうです。
ドジャースの理学療法士によるリハビリや、トレーナーとのハードなウエイトトレーニングにも取り組みましたが、2か月が経っても球速は戻らず、本人も選手生命への不安を感じていたといいます。
そんな中、転機となったのは自分自身の投球フォームの映像を見直したことでした。
以前のフォームでは、下半身で生み出した力が流れるように全身を通って、そのままボールへと伝わっていました。しかし不調時は、足を上げる途中で力が抜けてしまい、動きが止まるような感覚があったそうです。
つまり、肩だけの問題ではなく、「全身の連動」がうまくいっていなかったのです。
フォームを修正し、再び下半身から上半身へとスムーズに力が伝わるようになると、球速は再び100マイルに戻りました。
このエピソードから学べることはとてもシンプルです。
「体は一部分だけで動いているのではなく、全体がつながって働いている」
ということです。
例えば、臨床の現場でも似たようなことがあります。
腕をギプスで固定した後、「腕が動かしにくい」という患者さんに対して、腕だけでなく、腹部・背部・股関節といった体幹や下半身にアプローチすると、「腕がとても動かしやすくなった」と言われることがあります。
一見関係なさそうな部分でも、実は密接につながっているのです。
痛みや不調が出ている場所だけを見るのではなく、体全体のバランスや連動を整えることが、結果的に回復への近道になることがあります。
今回のエピソードは、「どこを見るか」という視点の大切さを改めて教えてくれました。
これからも、体を部分ではなく“全体”として捉えることを大切にしながら、日々の施術に活かしていきたいと思います。
メイ治療室 女性のための鍼灸院
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6月28日(日)に親子スキンタッチの指導者を養成する鍼灸師向けの講習会がありました。
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