心と体

早産児は鳴き声が高い

今まで、鍼灸業界で聞いた事はないのですが、私がメイ治療室で妊婦さん達をお付き合いしている中で、感じた事の一部を、京都大大学院教育学研究科、明和政子教授が8月12日に英科学誌電子版に発表されたということです。

「早い時期に生まれる赤ちゃんほど高い声で泣くことが分かった」というものです。

チームは健康な早産児44人と、満期を迎えて生まれた新生児20人について、空腹時の泣き声を録音し解析したところ以下の結果だった。

32週未満:460~642ヘルツ
32~36週:435~609ヘルツ
満期産(37~42週):361~524ヘルツ

これまでの研究で、生後間もない早産児は自律神経の1つである迷走神経の活動が低いことが報告されている。迷走神経は喉の緊張と関係があり、研究グループは声帯の過度な緊張と関連しているとみていう。

明和教授は「早産児は迷走神経の活動が未熟であることが、声の高さによって改めて示された」と話しています。

ただし、迷走神経の活動が不十分なこどで、発達に影響が出ることは確認されていないが、子供の神経の発達過程を探上で重要な発見。としています。

妊娠中に鍼灸を受けていると、出産予定日を過ぎることが多いです。多くの方が4日位過ぎるでしょうか。

ある妊婦さんは、3回目の妊娠で、メイ治療室に来院されました。前2回の出産が早産になってしまったので、今回の3回目は、少しでも妊娠を安定させたいとのご希望でした。

この方でさえ、10カ月に入って出血し始めましたが、予定日を4日越えました。

私の考えは、胎児が出産予定日まで子宮にいるほど、身体が成熟するというものです。今回は神経に関する論文ですが、迷走神経をコントロールしているのは脳ですから、出産予定日までしっかり子宮にいることが脳を発達させる良い方法とも考えられます。(私の推測ですが)

実は、この迷走神経は内臓のほとんどとつながっているのです。とても大切な神経なんですね。

赤ちゃんの身体を良い状態にするためには、出産予定日に近づけることが良いのです。、鍼灸は妊娠を安定させて、胎児を育てるお手伝いができると感じています。それが脳や内臓を育てることにつながることでしょう。その記事はこちら

そのうち、胎盤を育てる話をいつか書きたいなと思っています。

参考記事

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子供がおだやかになる

喘息の治療に来ている幼稚園児のママのお話しです。

小児鍼をはじめてから

・ 寝つきが良くなった。夜布団に入ってから1時間かかっていたのが20分で寝るようになった。

・ 親と衝突することが少なくなった。

・ 風邪をひくとゼロゼロして喘息っぽくなっていたが、風邪で止まっている。

と話してくださいました。

寝つきが良くなったのは、寝る時に人は脳の温度を下げクールダウンしていきます。その時に体温を手足で発散するのですが、その体温調節がうまく出来るようになった事を意味しています。自律神経が整ってきたのでしょう。

また親と衝突しなくなったことで、気持ちが安定している事がわかります。

このような症例を見ると、人の体と心はリンクしているのだろうなと思わずにいられません。ママはお子さんについて「安定しているという言葉がピッタリ来ます」とおっしゃっていました。
喘息は季節の変わり目の秋や台風時に発症します。こちらの症状も安定して欲しいなと期待しています。

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