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腰痛、なんとなく気になる

10年ぶりにお越し下さった女性の患者さま。

腰痛がずーーっと良かったそうです。がここのところ、なんとなく痛い。激痛ではないので病院に行くほどではないし、薬も必要ない。

でもふっと夕方だったり、多く歩いた日は痛むのだそうです。そんな時は湿布を貼って様子を見ていらっしゃるそうです。

痛む場所を手で教えていただくと赤い丸の部分でした。じつはココは、、、

 


Photo_20200212000001

 

お尻なんです。

でも多くの人が腰と勘違いするところ。

 

青い線より上が腰で下がお尻です。

腰痛と言われて、ハイハイと治療に入ってしまうと治療方針を誤りかねません。

 

きちんと辛い場所、痛む箇所を手で教えて頂くことが大切です。そして痛むのはどういう時なのか、例えば動いた時に痛むのか?それともじっとしていても痛むのか?

 

丁寧に問診を行うと患者さんのつらさの実態が見えてきます。

 

この方は立位で前屈した時にお尻(赤いところ)が痛むという事が分かりました。

鍼とお灸で太ももの横を治療しましたら、同じ動作(立位で前屈)で痛みは消えていました。

痛む場所と原因は別のところにあることが多いものです。それを導き出すには丁寧な問診が大切です。

治って良かった良かった~

次のご予約の時までに同じところに痛みが出れば生活習慣が原因と思われますので、患者さんには「痛みが出るようになったら、どういう時に、どこが痛むのか観察して教えてください」とお願いしました。

 

 

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