痔の治療
痔が悪化して痛むのは、つらいですね。
立ち仕事で、寒さも重なり、今年はこの4月、先週に雪が降りましたね!そんなこともあり痔が悪化した方が、患者さんのご紹介でお見えになりました。その方のお話では
「病院で薬をもらっているが良くならない。このままずっと薬を飲み続けるのもどうなのかと思っていたところ、友人にメイ治療室の鍼灸をすすめられて」お見えになったのでした。
痔は、肛門まわりの静脈血が鬱滞して、めぐりが悪くなっている状態です。ここのめぐりを良くしてあげれば良いのです。鍼灸は血流を改善するのが得意です。
さて、血管のお話をひとつ。
心臓からでる血管は動脈で、心臓へ帰る血管が静脈です。動脈は心臓から足へと流れるので、重力と心臓ポンプの力とで、強い力で運ばれます。しかし静脈は、足から心臓へと戻る血管なので重力に逆らわなければなりまん。またポンプもないのです。
(実は、この時のポンプがふくらはぎ。なので足は第二の心臓といわれます。)
そこで、静脈には血管の中に弁がついていて、血液が上にあがると弁が閉じて、血液が下に戻らない仕組みになっています。
ところが肛門まわりの静脈には、その弁がないのです!そのため鬱血しやすいのです。
さて、この方が2回目にお見えになった時、開口一番
「いや~、前回の治療の帰りには、もうお尻の違和感はなくなっていました。びっくりしました!」とおっしゃって下さいました。
鍼灸は血流改善には特に効果的です。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント