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2014年11月

副鼻腔炎

妊娠すると免疫がおちるので、いったん症状がでると治りにくい事があります。とくに副鼻腔炎、これは妊婦でない人でも治りにくい事があります。妊婦さんは薬が使えないことがありますし、患者さんご本人も薬を使うことに抵抗があります。

先日、副鼻腔炎がなかなか治らず、仕方ないので、薬を使ってみたものの、少しも改善せずお困りの妊婦さんがメイ治療室にお見えになりました。

彼女は、副鼻腔炎による、頭痛、顔面痛、歯痛があり、治療をしようと、私の指がお顔にわずかに触れただけで、痛みで顔をしかめて、顔を横にそらします。

これは相当痛いのだと察しました。でも治療をしなければ、この辛い痛みも取れませんし、改善もしません。ツボを取るための触診の間、30秒位だけ我慢してもらいました。ツボが決まれば、あとはそれほど痛いこともありません。

治療が進み、10分位たったでしょうか。試しに患者さんが顔をしかめたツボを押して確認してみると、顔をそらしませんでした。痛みはどうですか?と伺うと

「最初より、痛みが減っています」とのこと。

うつ伏せになって頂き、背中のツボを治療して、「鼻水がでるなら、どんどん鼻をかんで出してくださいね」と伝えて終了しました。

2回目にお見えになった時

「治療を受けてから、どんどん鼻がでて、すっきりしました。治療前はなかなか鼻が出なかったのです」とのこと。

もう私がお顔のツボに触れても痛がりませんでした。病院でも医師から「改善しているので、薬はおしまい」と言われて喜ばれていました。

妊娠中は鍼灸でお役に立てることが多いと感じています。

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妊娠するとお尻が悪化する

痔のお話です。

妊娠すると、赤ちゃんを育てるために母体の血液の量は増えます。血液というのは、水分からできているので、妊娠中は血液量を増やすために、母体が水を溜めこみます。妊娠後期は赤ちゃんがグンと育つので、それに合わせて母体もどんどん水を溜めていきます。そのため出産が近くなると身体が、特に足が浮腫んでくるのです。

妊娠が進みお腹がどんどん大きくなると、下肢の水分が戻りにくくなります。妊婦さんの中には下肢の血管が膨れて静脈瘤になる人もいます。

そして痔というものは、肛門の周りの血流が悪くなり、血液が戻りづらくなった状態です。妊娠すると血液量が増え、その上に下肢の血流が戻りにくい、とくれば当然痔は悪化します。

もともと痔を患っている方は、妊娠中は要注意です。

鍼灸治療は、血流を良くするのが得意です。妊娠中も快適に過ごすことがお腹の赤ちゃんにも良いはずですね。

メイ治療室には妊婦さんが多く通われていますが、痔の無い方でも、妊娠が進むとお尻の肛門周りが重苦しいと訴える方がいらっしゃいます。痔の鍼灸治療をすると「すっきりしました~♪」と喜ばれています。

お尻も、赤ちゃんのいる子宮も、同じ骨盤内にあります。鍼灸で血流を良くすのは、赤ちゃんにとっても良いことだと考えています。

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