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更年期と遺伝子

女性の閉経前後の約10年間を更年期とよび、身体的症状や精神的症状が強くでることがあります。体のほてり、動機、発汗、不眠、気分の落ち込みなど、人によって様々です。これらは諸症状は女性ホルモンの乱高下が原因と言われています。

その原因として、父由来の遺伝子と母由来の遺伝子が異なる命令を出す結果、女性ホルモン量の乱高下につながり、更年期の諸症状が引き起こされる、と国立大学法人、総合研究大学院大学が発表しました。

この2つの遺伝子は、更年期の前では、双方が繁殖を促し、更年期の後では、双方が閉経を促していると。ところが、更年期の約10年間は、父由来の遺伝子は閉経を促し、母由来の遺伝子は繁殖を促すとのこと。

こちらがそのプレリリース

http://www.soken.ac.jp/news_all/3252.html

また、更年期症状の程度は人種間で違いがあるそうで(私は知りませんでした)、遺伝子が解明されている今日では、今後のさらなる研究に興味がわきました。

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