映画「もったいない」
先日、「もったいない」という映画を観てきました。食べ物が消費者に届く前に捨てられている話です。余った物が捨てられる、と聞くと、店が賞味期限切れの物を処分してると思いますが、この映画では思いもよらない実態を見せてくれます。
大手スーパーでの様子(フランスだったと思う)が映っています。スーパー担当者と業者が、オレンジの箱の山の前で話しています。
「このオレンジはちょうど良く熟れているから買えない」とスーパー側は言い、買い取りません。
なぜなら、スーパーの店先でオレンジは売れるまで、しばらく置いておかれます。業者から買い取った時が食べごろでは、オレンジは腐ってしまうリスクがあるから買い取らないのです。スーパーが未熟な果物を、わざわざ並べている事に驚きましたが、映画の言いたいことは、その先です。
そのオレンジの箱の山8トンは廃棄処分!
なんと、食べごろのオレンジの山はブルドーザーで埋め立て処分となってしまったのです。
そして、その埋立地を科学者が、ボーリング調査すると、とんでもない事が地中深くで起こっていたのです。
他にも映画は、驚愕の映像を見せてくれます。
映画の終わり近くで、日本のレストランで出た残飯がうまく循環している例を映しています。その循環システムに関わっている、日本人達が、このシステムを誇りに思っていることも紹介されていました。海外の映画が、良い見本として日本の例を取り上げていました。
私はスーパーの値下げ品コーナーを良くチェックしています。得にデパートの値下げ品は美味しくてコスパ抜群(笑)。値下げシールの貼られた物がスーパーのカゴに入っていると、ちょっと恥ずかしいのですが、これからも値下げコーナーのお世話になります。身近なところでは、無駄に買い過ぎない事、賞味期限を寄り好みしない事に気を付けようと思いました。
足るを知る、という言葉を思い出した映画でした。
次は「世界が食べられなくなる日」 を観たいな、と思っています。
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