桃の節句、お節句を考えてみた
そろそろ2月も終わりに近づき、皆さん、「今年はもう2カ月が過ぎようとしているんですね」とおっしゃります。光陰矢のごとしです。
さて、豆まきが過ぎると、次は桃の節句の準備をしなくちゃと毎年思います。今年も立ち雛を治療室に飾りました。
この節句、調べてみると5つあり五節句となります。同じ奇数が重なる日が選ばれています。ただし1月1日は特別なので、7日になるそう。
1月7日:七草の節句
3月3日:上巳の節句、桃の節句
5月5日:端午の節句(菖蒲)
7月7日:七夕の節句(笹)
9月9日:重陽の節句、菊の節句
どのお節句も植物でお祝いするのが興味深いことで、私達が農耕民族だからでしょう。それ故11月は冬の到来で植物が枯れ、お祝い事はお休みなのだと解釈しました。
こうして並べると、五節句は1年を人の一生に重ねているようにも思えます。1月は様々食べて健康を祈り、3月に女児が生まれ、5月には男児が生まれ、7月は男女が結ばれ、、、う~ん、では、9月の菊は何?と調べてみました。
中国で菊は、不老長寿の薬効があるとされているそうです。また漢名の菊は「究極、最終」を意味しているとのこと。参考にしたのはこちら。
ということは、重陽の節句が表すのは
この年まで生きてこられて感謝、感謝 & アンチエイジングでハッスル、ハッスル ですね。
思った通り、お節句は人の一生を祝っているのです。皆さんもぜひお節句を年の節目として健康に感謝してみてください。
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