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腱鞘炎・手首の痛み

手首の痛みにはフィンケルスタイン試験 をしますが、この動作で痛みの出ないこともあります。その場合は、どのような日常の動作で痛みが出て困るのかを丁寧に伺いながら治療を進めます。

先日、アクティブなお子さんの育児で、手首を痛めた方の治療をさせて頂きました。そして鍼灸をしたところよく効き、直後効果を感じて頂けました。

2回目にお話しを伺っている時、彼女が「子供が走って来るので、こうやって受け止めると痛いんです」とおっしゃるその動作を拝見し

(ああ、この方は肩がうまく使えていないのだ!)と感じました。

そこで肩の動きを調べてみますと、案の定、痛みのある腕はバンザイができないの、でした。肩が使えないと肘から先ばかりを使って作業を行うので、その結果として手首に負担がかかっていることが分かりました。

肩の治療も加えたところ、手首の負担が減り、手首の痛みの解消も早くなりました。

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