2回目のゴールデンエイジ期
前回は赤ちゃんの運動のゴールデンエイジ期を記しました。今回はその次に来る10才前後のゴールデンエイジ期についてです。
小学校の高学年になると、背丈が大人顔負けのお子さんがいたり、初潮を迎えるお嬢さんもいます。このように10才前後は身体が成人の水準に近づきます。
この頃の子供は、見たまま、感じたままを運動で表現できるようになります。頭であれこれ考えずに、新しい動きを何度か見ただけで身体で運動表現できるのです。
これは一生に一度だけ訪れる「即座の習得」が可能な年代で、この時期を過ぎると失ってしまう能力と言われています。
ただし、この「即座の習得」は、それまでの身体や筋肉、運動能力の上に成り立つもので、この時期だけ運動すれは良いという訳ではありません。このゴールデンエイジ期をより豊かにするのは、それ以前に子供が養ってきた身体運動能力に依存するのは言うまでもありません。
前に書いた離乳食を食べることも運動ですし、お乳を飲むのも運動。こういった生活の中での運動の積み重ねの先に「即座の習得」が活きてくるのではないでしょうか。
そして、ゴールデンエイジ期も重要ですが、人は何歳になってもその年代にあった運動能力の開発ができるのではないかと思うのです。
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