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離乳食にはゴールデンエイジ期がある

前回は離乳食でアレルギーを起こさない注意点を書きました。その続きで東京スキンタッチ会の勉強会の内容です。

赤ちゃんにアレルギーを起こしたくないからと離乳食の開始を遅くする考えがありますが、離乳食は栄養の摂取だけではない、という話です。

離乳食は運動という側面を持っています。ヒトはおっぱいを卒業し、咀嚼という運動機能を身に着けて生きていきます。東洋医学でヒトの身体をつくるものを後天の精と呼び、食事と呼吸をあげています。

咀嚼とは食感、味、固さを感じ、飲み込むという顎や舌の運動調節です。ごっくんして食物が舌を過ぎると、飲み下しは自分の意思でなく脳の反射で調節されています。

赤ちゃんは5~6カ月までは、舌の動きがごっくんできません。唯一6カ月~1才の間に、固形物を噛み砕いて飲み込むという咀嚼運動の獲得が可能になります。1才を越えると咀嚼運動を身につけるのは困難になってしまうのです。つまり咀嚼という一連の運動を身につける時期は乳児期の一時期(6ヶ月~1才)に限られており、それが離乳食のゴールデンエイジ期なのです。

私は常々、子供の発育は運動能力ではかっていると思っています。離乳食にも運動機能の側面がある事が私の頭から抜けており、昨日はこの話を聞いて意表をつかれました。

そして子供のゴールデンエイジ期と聞いて、実は子供にはもう1回ゴールデンエイジ期が訪れるのを考えると、ヒトの発達はお勉強だけでなく、運動機能を育てる事がいかに大切かと、感慨深い思いで帰路につきました。2回目のゴールデンエイジ期は次回に書きましょう。

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