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2012年1月

離乳食にはゴールデンエイジ期がある

前回は離乳食でアレルギーを起こさない注意点を書きました。その続きで東京スキンタッチ会の勉強会の内容です。

赤ちゃんにアレルギーを起こしたくないからと離乳食の開始を遅くする考えがありますが、離乳食は栄養の摂取だけではない、という話です。

離乳食は運動という側面を持っています。ヒトはおっぱいを卒業し、咀嚼という運動機能を身に着けて生きていきます。東洋医学でヒトの身体をつくるものを後天の精と呼び、食事と呼吸をあげています。

咀嚼とは食感、味、固さを感じ、飲み込むという顎や舌の運動調節です。ごっくんして食物が舌を過ぎると、飲み下しは自分の意思でなく脳の反射で調節されています。

赤ちゃんは5~6カ月までは、舌の動きがごっくんできません。唯一6カ月~1才の間に、固形物を噛み砕いて飲み込むという咀嚼運動の獲得が可能になります。1才を越えると咀嚼運動を身につけるのは困難になってしまうのです。つまり咀嚼という一連の運動を身につける時期は乳児期の一時期(6ヶ月~1才)に限られており、それが離乳食のゴールデンエイジ期なのです。

私は常々、子供の発育は運動能力ではかっていると思っています。離乳食にも運動機能の側面がある事が私の頭から抜けており、昨日はこの話を聞いて意表をつかれました。

そして子供のゴールデンエイジ期と聞いて、実は子供にはもう1回ゴールデンエイジ期が訪れるのを考えると、ヒトの発達はお勉強だけでなく、運動機能を育てる事がいかに大切かと、感慨深い思いで帰路につきました。2回目のゴールデンエイジ期は次回に書きましょう。

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早すぎる離乳食の開始はアレルギーの引き金になる

昨日、東京スキンタッチ会の勉強会に行ってきました。助産師、保健師として15年のキャリアをお持ちで鍼灸師の卵の田中さんのお話がとても勉強になったので、皆さんへのお知らせ、また私の備忘録として書きます。

産まれてくる赤ちゃんがアレルギーにならないよう、心配される方がいらっしゃると思います。ぜひ参考にしてくださいね。

メイ治療室に安産灸でいらしてる方々にお伝えしている事ですが、赤ちゃんの胃腸は消化酵素が未熟で、蛋白質の分解が十分にできません。蛋白質はアミノ酸のつながった物です。大人の消化酵素は蛋白質を小さなアミノ酸に分解できるのですが、赤ちゃんはアミノ酸より大きいペプチドまでしか分解できず、これが吸収されてアレルギーを起こします。

そこで対策は「赤ちゃんの消化酵素が育つ6カ月から離乳食開始」です。

ここまでは知っていたのですが、田中さん次のお話が感慨深い内容でした。そのゴールデンエイジの話は次回に続きます。

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小正月の小豆粥

今日1月15日は小正月です。この日小豆粥を食べると一年の邪気を払うと言われています。

小豆はポリフェノールが含まれており、その抗酸化力が錆びない身体を作ります。アンチエイジングにもいいですね。

祖母はよく「毎月1日に小豆を食べるといいのよ」と言ってました。その言葉を思い出しては、私は圧力鍋で御赤飯を作っていただいています。古くからの習慣は健康によいのですね

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副鼻腔炎(蓄膿症)

蓄膿症の患者さんを拝見すると、頭痛(というより顔面痛でしょうか)がしてかなり辛い様子です。

鼻の症状があるときには頭のお灸が効きます。どのくらい効くかというと「治療の翌日から会社へテッシュを持って行くのを忘れました」と蓄膿症の手術が決まっていた方から報告をいただいたくらい効くのです。そして「仕事中に鼻をかむ煩わしさがなくなりました」と喜ばれました。

また、金曜担当の大倉先生は、教鞭をとっている鍼灸学校の実技の時間に副鼻腔炎を教えたところ、副鼻腔炎の学生さんがいたそうです。そこで彼の頭のツボにお灸を多くすえたところ

「今まで見たことがない黄緑色で濃い鼻水がたくさん出て、その後鼻がすっきりしました。お灸って効くんですね」とお灸の良さを実感してくれたそうです。

不思議なのは、一人目の患者さんは鼻水が止まり、二人目の学生さんは鼻水が出ていることです。副鼻腔炎は顔面の中の空洞で炎症を起こして鼻水が溜まっているのですが、空洞がいくつかあるので、炎症を起こしている空洞が違うと、お灸の効果も違ってくるのでしょうか。または患者さんは慢性タイプ、学生さんは急性タイプだったのかもしれません。どちらにしてもお灸って効くんですね。

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。

昨日せっせと作ったお節料理をいただき、神社のお参りしてきました。皆さまから頂戴しました年賀状もありがたく拝見しました。どうもありがとうございます。

昨年は震災が起こり、テレビに映る津波や被災地の状況に、この命もいつまでか、この世ははかないものよと感じました。できることは今する、今を生きよう、と考えて過ごしていたように思います。そして健康で毎日が送れることに感謝した年でした。

今年は辰年で私は年女です。人生の折り返し地点にさしかかり体のあちこちにガタが来たと実感するお年頃。そこで今年は健康増進(というより健康維持?)を念頭に早寝早起き、腹八分目、適度な運動で過ごしていこうと思っております。

今年も皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

2012年 元旦 メイ治療室 吉田明代

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