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震災と原発の不安の中で安産

妊娠中に安産鍼灸に通われ、3月に出産予定日が過ぎた頃に、東日本大震災が起きてしまったケースです。

余震と原発事故の緊急放送が続き、計画停電で電車が予定通り走らず、ガソリン不足というパニック状態のなかで、陣痛が来たような、でもしっかり来ない。。。ご本人にとっては、ここで陣痛がうまくつかずに促進剤を使うことが心配でした。そして陣痛促進の治療を受けたいとお電話を頂きました。

しかし、治療中に原発が爆発したり、陣痛がついたのに病院に行くインフラが途絶えてしまったら(ご自宅&病院と治療室が離れている)と思うと、治療室にお越しいただいて良いかどうか悩みました。

そこで、ご自宅で今まで通りのツボにお灸を何度もすえていただくように電話でお伝えしました。

そうしたところ、その日の午後に陣痛がしっかりつき、病院に入院後、なんと3時間!でご出産されたとご報告いただきました。今まで身体を鍼灸で整えてきたのが幸いしたとホッと安心いたしました。
おめでとうございました。

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