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2011年2月

PMS(月経前緊張症または月経前症候群)2

PMS(月経前緊張症または月経前症候群)1の続きです。

女子高校生の生理前のイライラ(PMS)が、鍼灸と自宅の灸で改善しました。しかし、年が明けると、彼女は他のPMS症状を訴え出しました。

便秘です。そして生理初日になると、お通じが何度もあるというのです。1月のセンター試験の日が、生理初日とまさに重なるので「試験の最中に何度もトイレに行くのは困るんですcrying」と顔面蒼白。。。

そこで、1月に入り排卵した頃(センター試験の2週前)から自宅のお灸を毎日行い、鍼灸治療も全身調整を週1回としました。するとセンター試験の3~4日前からお通じが毎朝でるようになり、センター試験の前日は2度もお通じがあったとのこと。

その日、彼女は「ああ、これで明日は大丈夫confident」とつぶやいたそうです。

センター試験の前日こそ、PMSで便秘絶頂のはずなのに、2度の排便があったのは治療と自宅の灸が効いてる証拠です。

便秘とは、人が緊張していることをあらわしています。反対に排便は、人がリラックスしていることをあらわしています。彼女のセンター試験は、模試以上の出来栄えだったそうです。落ち着いて、取り組めたのでしょう。

その後も2月の入試が終わるまで、この調子で治療をつづけて行きました。そして見事に第1希望に合格されました。おめでとうございます。

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肩こり

メイ治療室のホームページを見ていたら、肩こり、と書いていないことを発見。そこで、さっそく書き足しました。

鍼灸といえば、肩こり、腰痛、が決まり相場。と思っていましたので、患者さんから
「あのお~、こんな事は鍼灸と関係ないかもしれないのですが、腰が変(腰痛)なんです。こういったものも診ていただけますか。」
と告げられた時は心底驚きました。私の腰が抜けそうでした。

★鍼灸=肩こり、腰痛、という認識がない方がいらっしゃる
★メイ治療室は、いわゆる鍼灸治療、とは違う患者層を有している

という驚き、そして発見をしました。この方は潰瘍性大腸炎(内臓疾患)で通っていらっしゃいます。症状は改善し、現在は月1回の治療間隔です。そのため、鍼灸で腰痛改善(運動器疾患)は考えてもみなかったとのこと。

いや~、どちらかというと、鍼灸で彼女の主訴の方がよっぽど珍しいのですが。。。

私の思い込みで、鍼灸で腰痛も良くなるのですよ、と彼女に伝えていなかったことで、腰痛改善の機会を彼女が逃していたかもしれません。そうであったなら、せっかく治療室にお越しいただいているのに申し訳なく思いました。

ということで、ホームページに「肩こり」と書くのも大切だわ、と書いた次第です。
ついでに、2月のこの時期は、しもやけ、花粉症も鍼灸適応です。

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万年肩こり (原因は遠くにある3)

万年肩こりの育児中の若いママ。きまって肩甲骨の付け根がつらい。

ふと、腕(というか肩)の運動はどのくらいできるのだろうか? と思い、腕を天井の方向に上げていただく。

左右ともによく上がっているのだが、思った通り、右腕の上がり方が完璧ではない。腕をあげると右の肩、首の後ろ、腕の付け根の後ろ側がつらい、とのこと。

腕の動きを観察しながら鍼をしていくと、ご本人は「上がるようになりました」とおっしゃるのですが、右腕の上がり方がもう一歩で、私は納得がいきませんでした。

さらに肩をしらべると、ありました、ありました、腕の前に原因が。そこで胸、腕の前に鍼をして右腕を上げていただくと、すっと上がって完璧heart ご本人も「全然つらくないです」とのこと。

首、肩、腕の後ろが痛くても、その原因は身体の前にありました。

この胸や腕の前に原因がある方は(といっても大抵の方は自覚がありません)肩こりになり易く、実は五十肩の予備軍でもあります。若いうちは症状がなくても、長い期間、片寄った身体で動いていると五十肩を発症しやすいのです。彼女には片寄った身体を直す、簡単に自宅でできる運動をお伝えしました。

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PMS(月経前緊張症または月経前症候群)1

PMSとは排卵から生理が始まる迄の期間におこる不快な症状のことです。生理が始まると、あら不思議、イヤ~な症状はすっかり消えています。これがPMSと呼ばれるものです。
例えば

・身体の症状:胸のはり、腰痛、下腹痛、肩こり、むくみ、便秘、下痢、頭痛、吹き出物、眠気、疲労感など

・心の症状イライラ、憂鬱、孤独感、過食、無気力、集中力低下など

さて、女子高校生の例です。ある日「死にたい!」と言ってワーワー泣き出しました。家族は驚きましたが、2~3日するとケロッとしています。そんなことが2~3回続きました。この彼女の発作bombには周期があるように思われ・・・

家族 :(はっ、もしやPMS?)

そうです、PMSだったのです。PMSがなかった彼女にどうして突如PMSが襲ったのでしょうか。振り返ってみると、ちょうど受験勉強を始めた時期と一致していました。

そう、PMSはストレスが重なると悪化するんです!!

そこで、鍼灸治療と自宅のお灸を開始。治療間隔はPMSの時期に合わせました。以来、彼女は発作を起こすことなく、精神的に安定して受験勉強を続けることができました。

実は、彼女は顔がカユイという症状もありました。範囲はとっても小さいのですが、カユミが強くなると掻いて赤くなり目立ちました。女子高生ですから、かなり気になります。特にストレスが高まるとカユクなるのです。
PMSの鍼灸治療を始めると、顔のカユミが改善し、皮膚を掻かないため赤みも目立たなくなり、とても喜んでいました。このこともPMSを安定させる一因だったと思います。

ところが、年が明けた今年の1月に、深刻なPMS問題が出てきました。

つづく → PMS 2

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膝の痛み、3

膝の痛み2のつづきです。

簡単な運動をしたら、病院で骨変形だから治らない、と言われた膝の痛みが軽減しました。いったい何が起こっていたのでしょうか?

この方は歩行では痛みや不便はありません。歩き始めと階段の上り下りで痛みがありました。そして検査をすると、片足で立つのが苦しいです。特に膝痛の強い右足で立つのは大変です。

歩行とは、交互に片足で立つことの連続です。しかし歩行中に片足で立っているのは1秒もかからないため、彼女は片足立ちができない、と感じることはありません。それが証拠に初診の時にこうおっしゃっていました。「膝痛はあるけれど、いくらでも歩けるんです。不思議。」と。

しかし、実際には右足は踏ん張れないため、歩行中は右足で立つ度に右足が不安定に揺れています。その揺れを右膝が引き受けていたのです。

私が彼女に処方した簡単な運動とは、右足が踏ん張れるようになる運動でした。これを10回行った後に、段差を上っていただくと、運動前の痛みを10として、運動後は5以下に改善し、半減しました。

膝の痛みは、加齢による骨変形もありますが、この方のように筋肉の弱化が原因になっていることもあります。筋力は1年に1%減っていきます。健康を保つには栄養だけでなく、運動、休息というのも深くうなづけます。

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膝の痛み、2

さて、以前のブログ(膝の痛み、1・高齢者の膝痛が鍼灸で軽減した)のつづきです。

痛みがあると身体は緊張して、凝り固まります。痛みがある時にリラックスすることは無いですよね?
その凝りを鍼灸でほぐしますと、身体は和らぎ、痛みの質が変わったり、痛みが小さくなるなど改善してきます。

さて、彼女の膝痛はこの状態まで改善しました。残るは右膝だけです。

玄関の段差を上り下りをしていただくと、痛みは上りで踏み込む時に出現し、病院で加齢による骨の変形有り!と指摘された右膝内側の辺り一帯にありました。痛みはそうとう強いらしく、手すりにつかまっても上りきることができません。

そこで片足立ちテストをすると、右足(痛い右膝と同じ足)で立つことが苦しいことが判明しました。それではと、かんたんな運動を10回行い、玄関で痛い動作(段差を上る)をしていただきました。

すると「「上れます!!痛みが半分以下になりました」とのこと。
それからは、ご自宅でお灸と運動10回を宿題としました。

病院から「膝痛は加齢による骨の変形のため、できる治療は無い」と言われ路頭に迷った(おおげさ?)膝に何が起こっていたのでしょうか?
次回に説明します。

つづく→膝の痛み、3

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免疫を高める食事

「免疫を高める食事」という講座に行ってきました。ターゲットは癌疾患で、ファイトケミカルのお話でした。ファイト(phyto)は植物の意味で、植物由来の栄養を指すそうです。
いやいや、その内容にびっくりしました!

何に驚いたかというと、野菜といえば昔は「緑黄色野菜が良い」と決まっていました。ところが最近はそれよりも「淡色野菜が良い」ことがわかったと言うのです。
特にユリ科とアブラナ科の野菜が良いそうです。

ユリ科leftright玉ねぎ、ねぎ、アサツキ、わけぎ、ニラ、にんにく、らっきょう
アブラナ科leftrightきゃべつ、白菜、大根など

これらが癌に良いんだそうです。
白菜がねえ。なんだか水ばっかりのような・・・

するとキムチは最高のおかずですね。白菜、にんにく、にらが入って、さらに辛味成分(唐辛子)も免疫に良いらしいです。

他にはきのこ。きのこが免疫に良いのは有名ですが、免疫異常を正常に整える作用があるのだとか。花粉症は免疫が暴走した状態なので、今の季節はきのこが良さそう。

そして良質のたんぱく質を摂ることも大事です。
学校の家庭科の授業で、良質のたんぱく質を摂りましょう、と習いますよね。良質のたんぱく質ってどういう意味?と思いませんでしたか。それは「アミノ酸バランスが良い」という意味なんですって。学校を卒業して30年を経た今頃になりやっと納得しました。
講座では青背の魚(アジ、サバ、秋刀魚、イワシ)を薦めていました。

先生がおっしゃるには「食べ物は免疫に影響を与えることができる、それは豊富な実験データから確実」なのだとか。身体は毎日の食事からできていると言いますものね。

そしてお灸も免疫を確実に整えます。こちらも豊富な実験データで確認済みです。

20才をピークに人の免疫は下降します。食事とお灸で身体創りをしなくちゃ、と気合いを入れました。

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膝の痛み、1

病院から膝の痛みの原因は、加齢による膝の変形のため「病院では、これ以上の治療は何もできません」と言われた症例です。

痛むのは両膝で、動き始めと、階段の上り下りの時です。階段は1段ずつ両足を揃えて上がり、手すりの助けが必要でした。歩き始めてしまえば痛みはなく、どこまででも歩けるとのこと。

視診では足の変形、いわゆるO脚変形はありません。とても綺麗な足でいらっしゃいます。屈曲変形(上向けで寝て、膝裏が浮く)が少々ありましたが、この程度で痛みが出るかしら???という程度でした。

足の触診をすると筋肉が固くなっています。人は痛みがあるとリラックスできず身体に力が入ってしまうものです。長年の痛みにより膝周りの筋肉がこわばり固くなったと考えられました。

実際に玄関の段差を利用して、どの動作で膝のどこに痛みが出るかを丁寧に調べていきました。上りも下りも両膝で痛みが出ましたが、鍼で左膝の痛みはすぐに消失しました。

この段階で彼女は「鍼灸でこんなにすぐに痛みが取れるのですか!もっと早く鍼灸をするべきでした」とおっしゃり、これがモチベーションとなり、治療に前向きに取り組んでくださいました。

このように、痛みで凝り固まった筋肉をほぐすと、筋肉が本来の働きを発揮して動きやすくなり、その結果痛みが減ったり消失します。

さて、治療は残る右膝の痛みをメインとして取り組んで行く事になります。

つづく → 膝の痛み、2

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しもやけ治療に灸(きゅう)

大人になってしもやけ(シモヤケ)ができる方がけっこういらっしゃるのです。特に女性にみられます。寒い時期になると体温を逃がさないよう手足の指の血管が収縮して身体を守ります。その反動で血管が拡張するので指は腫れて、熱くなっています。ヒスタミンも発生するのでかゆくて辛いです。

そういう時は鍼灸が効きます。特にお灸が。

私は以前、しもやけには鍼だけで対処していました。それも効果があったのですが、ある時にお灸の治療を足したところ、さらなる効果を患者さんから報告いただいて(その時の様子はこちら)以来必ずお灸も加えています。

先日、知り合いの鍼灸師が足にしもやけが出来ているとおっしゃるので私は「それはお灸が効くのよ!」と話すと、ぜひ治療して欲しいとのこと。

私は自信満々でいつも通りに鍼の後にお灸をしました。治療前のつらさの数値を10として、直後効果の数値は7でした。彼女から「私も自分でしもやけに鍼治療だけをしているけれど、お灸を足したところで変わりはないわね」とつぶやかれてしまいました。ガクッweep

ところが!治療の翌週に彼女からメールが来ました、来ました。

来ましたよ!

「治療の翌日はいつものように足のしもやけは痒かったのだけど、2日後にまったくカユミがなく、仕事に専念できました。くやしい~~」と。

彼女のしもやけ治療よりメイの灸治療が効果あったので「くやしい~~」かったのねぇ~と余裕の私、ふふふ。shine

そして今朝、またまた彼女からのメールが。
「あれ以来、しもやけが出ません、ふしぎ」と。お灸大好きな私はうれしかったで~すhappy01

治療の良い経験を積ませてくれて、どうもありがとう。

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逆子が治りました

逆子が治りました。

鍼灸で逆子が治るのは普通のことですが、この方はお腹の張りが強いので、張り止めの薬を使っていらっしゃいます。

子宮は筋肉でできています。張り止め薬で子宮の筋肉を緩めた状態を作っていると、鍼灸で刺激しても子宮が反応してくれないのか、逆子が治りにくいと感じていました。しかし、張り止め薬を使っていても鍼灸で逆子が治ることが今回わかりました。

この方は薬を使っているのもかかわらず、お腹の張りが強かったのです。ところが鍼灸治療をしたら、すぐにお腹がとても柔らか~くなりました。そして逆子ちゃんが治ってくれました。私達も嬉しかったです。

何事も、あきらめてはいけませんね。

その後も同様の症例が治っています → コチラです

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