つわりも色々
去年2月頃の話です。そのブログはこちら。
つわりの方が「鍼灸治療を受けた日は、私ってこんなに調子が良かったんだ~~、とパクパク食べられるんです」とおっしゃいました。それならば(皮鍼をシールで貼っていれば、鍼灸治療と同じ状態が作れるのではないかしら)と考えて、シールの皮鍼を貼って帰っていただきました。
翌週、彼女が治療に見えると「先週はつわりが大変でした」とのこと。
伺うと、どうもシールの皮鍼が合わなかったのです。シールを剥がしたら、調子が良くなったとおっしゃるのでした。
皮鍼で失敗したのはこの1件のみですが、それ以来私はつわりに皮鍼を使うことは止めていました。
ところが治療していれば、色々なケースがあるもので、再度つわりの方に皮鍼を貼ってみようという事になりました。私は先例を考えると心配だったので、前回の失敗例を伝え、具合が悪くなったら皮鍼を剥がしてくださいと話しました。
翌週、この方が見えた時、真っ先につわりについて伺うと、すこぶる調子が良かったとのこと。
う~~ん、一概につわりに皮鍼がダメ、という事ではないのだ。一例だけで判断せず、時には果敢に攻めの治療に出ることも大切なのだ。と考え直しました。
この方の治療を担当させていただき、新たな発見ができたことに感謝しています。
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