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2009年11月

赤ちゃんの向きグセ

メイ治療室ではお子様連れで治療を受けられます。赤ちゃん連れもOKです。
そのため、産後の腰痛、悪露の長引き等で治療にいらっしゃる方が小さな赤ちゃんを連れてお見えになる事がよくあります。その時に、お顔が同じ方向ばかり向いている赤ちゃんをよく見かけます。先日もお母さんの治療で一緒に来た4ヶ月の赤ちゃんが左ばかり向いていました。頭が向きグセのために、少し変形しています。

何気なく体に触れると、向きグセの元を発見!
さっそくママの許可を得て、小児鍼をしてみました。
そして後ほどママからメールを頂きました。

「治療後に娘はタオルで固定しなくても、右向きができるようになり、小児鍼の効果に驚いています」

とのこと。良かったですね。

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今年も!板橋区・女性健康セミナーでお灸講座を開催

11月9日(月)に板橋区で、区民の方対象のお灸講座が開催され、今年も担当させて頂きました 去年の様子はこちらです。

私にとっては2回目なので、去年に比べて落ち着いて出来たと思います。去年の参加者でリピートしてくださった方もいらっしゃいました。

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ツボの仕組みや、お灸の免疫効果について話しています。みなさん熱心に聞いてくださいます。

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さっそくご自身の足で三陰交(さんいんこう)というツボを探してみます。そして私がお一人ずつ三陰交の位置をチェックしていきます。

三陰交は骨の際にあり、三陰交というツボを触った時に骨が無い所が正解です。

「骨にふれない所で~~す」と言いながらチェックしています。

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実際にせんねん灸を使って二人一組で腰にお灸をしています。

腰のツボ・次髎(じりょう)は骨の部分にあります。参加者から「ツボは骨の無い所にあるモノでしょう???」と質問がありました。

なるほど!私の説明だと、三陰交(ツボ)は骨の無い所。ですよね。。。

しか~し!次髎というツボは骨のある所なのですヨ。ううむ、人に伝えることは何と難しい事よ。

それでもアンケートを拝見すると「わかりやすかった」に○が多勢をしめておりました。ホッ。

患者さんの中で自宅灸を続けている方は着々と効果を出されています。妊娠なさったり、ニキビが改善したり、ホルモン系の効果が出ています。おならが臭くなくなった方もいらっしゃいます(これはスゴイ事です、腸内細菌に影響があったと思われるからです)。

継続は力なり!です。アンケートには「簡単にできる」と書いてありました。本当に簡単です、どうぞご自宅でお続けくださいませ。ご参加くださいました皆さま、どうもありがとうございました。

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11/23(月・祝日)「冬の薬膳・お茶会」を開催します

 この講座は14日(土)を予定していましたが、

            23日(月・祝日)に変更になりました。


今年は11月7日に立冬を迎え、寒邪(かんじゃ)、風邪(ふうじゃ)、燥邪(そうじゃ)の冬がやってきます。

この時期、自然界の草木は枯れ、動物は冬眠します。私達人間も体を休ませる時期に入ります。次にくる目覚めの春に活動できるよう、冬は養生して貯蔵することが重要になります。

中医学に基づく冬の過ごし方、食事の摂り方、レシピをご紹介し、冬の体に良いお茶を頂きます。

どうぞ、お友達とご一緒に、お気軽にご参加ください。
女性の方のみご参加いただけます。

            記

日 時  :  11月23日(月・祝日) 10:00~11:00
場 所  : 女性のための鍼灸 メイ治療室
講 師 : 石塚ひろの (国際薬膳師、漢方アドバイザー)
参加費 : 1000円
申し込み方法 : メールで①お名前、②住所、③電話番号を書いてお申込みください。
  maytiryou*yahoo.co.jp (*を@に変えてお使いください。)

前回の「秋の薬膳・お茶会」の様子はこちらです。

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毎年、寒くなるこの時期になると、痔が調子悪くなるとのこと。

彼女に、痔の鍼灸治療をすると「お尻が軽くなりました~♪」と皆さんおっしゃいますよ、とお伝えしていました。すると、これから年末にかけて仕事が立て込むのでお尻の調子を整え不安をなくしたい、と痔の鍼灸治療を希望されました。

終わって、どうですか?と伺うと

「お尻が軽くなりました~~♪」

やっぱりネ!

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陣痛誘発せずに出産

3度目の妊娠、出産の方です。

逆子になり、ご紹介でメイ治療室にお越しくださいました。逆子は治ったのですが、過去2回の出産は予定日を超過してしまい、陣痛を人工的に誘発し、さらに陣痛促進剤を使っての出産でした。陣痛促進剤は子宮の収縮が急に来るため、とても辛かったそうです。今回はなんとか自力での陣痛&出産をしたいとのご希望でした。

体を拝見すると、たいへんに柔らかく、恵まれた体の方だと思いました。

しかし腰痛がありましたので、その治療をしていきました。また10ヶ月に入り右横向きに寝ると、左のお腹が辛くなってきました。反対の左横向きで寝ても右のお腹は辛くありません。お腹を触診すると左だけが緊張していましたので、その緊張を鍼で取り除きました。

こうして妊娠中のストレスを鍼灸でコントロールしながら血流改善を行ない、体を整えていきました。出産予定日を過ぎたものの、陣痛促進のための入院予定日より前に、自力で陣痛を迎えることができました。

病院に入院し、皮鍼を私が伝えたツボに貼ったところ陣痛の間隔が突然5分間隔になり、皮鍼の効果に驚かれたそうです。そして無事にご出産なさいました。
おめでとうございました。

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