逆子でも経膣分娩
逆子治療にいらしてたのですが、逆子が治らなかった症例です。
逆子の分娩は帝王切開で行うのが一般的ですが、この方の通っていた病院は「経膣分娩で行きましょう」とおっしゃって下さったのです。そこで急遽、安産灸(というか安産鍼灸)に方向転換しました。
初産なので狭い産道で難産にならないよう、組織が柔らかくなるように体を調整していきました。
陣痛が微弱になると、母体は痛みで体力を無駄に消耗し、益々陣痛が弱くなります。そこで陣痛が始まったら、しっかりした陣痛が起きて、その波に乗っていっきに分娩、娩出まで運べるツボを選びました。
彼女は毎週せっせと治療室に通って下さり、そして毎日ご自宅でお灸をしてくださいました。体の調子が整ったので後は陣痛が来るのを待つだけとなり、ついに満月の翌日に陣痛がきました。
お医者さんもビックリするほどのスピード出産で
「初産&逆子で、どうしてこんなに出産が早く進んだのだろうか!」と驚かれたそうです。
お役に立てたようで、ホッとしました。
ご出産おめでとうございました。
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