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手術後の合併症に対する鍼治療の応用

7月26日(日)、外科領域における鍼治療の実践の報告と、その応用として鎮痛の鍼治療の勉強会に参加しました。
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術後の吐気に内関穴のパルスが効果を上げているとのこと。内関は乗り物酔いに効くので有名です。私も乗り物酔い治療の応用で吐気、つわりの治療に内関を使ったことがありますが、効果はイマイチでした。内関の使い方を見直してみようと思います。

今回参加して良かったのは、麻酔薬をつかわずに鍼麻酔だけで背中の脂肪腫を取り出す手術の動画を見せて頂いたことです。メスを入れる瞬間に体がピクっと動き、一瞬痛いのだという事が伝わってきて臨場感たっぷりでした。貴重な記録です。

実技では前腕に2本の鍼を刺すと、そこから遠位方向に知覚鈍麻がおこる事を実験で見せていただきました。知覚鈍麻の領域は鍼で皮膚を突付いても痛み感覚はなく、押されている感じがするだけ、とモデルは話していました。

今井先生の説明は全てに於いてアカデミックで大変に刺激を受けました。どうもありがとうございました。

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