冬休みのお知らせ
2025年、1月11日(土)から診療いたします。
今年も鍼灸&運動で皆さまのお役に立てるよう努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
メイ治療室 吉田明代
【🌸料金改定&🌸診療日の変更のお知らせ】
こんにちは!メイ治療室の吉田です。いつも当院をご利用いただきありがとうございます。
🌸20年間据え置きの治療費の改訂のお知らせです。
5月8日(5月GW明け)からになります。
大人治療(高校生~)
初診料 1.000円
治療費 7.000円
回数券 30.000円 (5回分)
小児鍼(0歳~中学生)
初診料 1.000円
治療費 3.500円
回数券 15.000円 (5回分)
🌸診療日が4月から変更になりました。
火、水、土、日曜の10:00~17:00になります。
木曜が休みになり日曜の診療を始めます。
今後とも当院を安心してご利用いただけるよう技術向上とサービス向上に努めて参ります。ご理解どうぞよろしくお願いいたします。
メイ治療室 女性のための鍼灸院
板橋区志村1-1-13
080-4084-1310
メイ治療室はお子さんの治療で発達障害のお子さんに小児鍼をしています。発達障害のお子さんは療育で作業療法士の治療を受けることがあるので、作業療法士の石原洋子先生をお迎えして鍼灸師仲間でzoom勉強会を開きました。
1/31(日)3回講座の1回目です。まずは作業療法士のお仕事についての説明です。皆さんは作業療法をご存知でしょうか?私は手先の作業をする治療という認識でした。例えば陶芸や編み物とか。
ところが陽子先生の説明で作業療法のビデオを見ると私の考えていた物とは全く違っていました!
作業を通して患者さんの生活を立て直していくのが作業療法で、作業療法士は患者さんの生活全般に気を配って治療を組み立てていくとても興味深いものでした。
今回のビデオは線維筋痛症の大人の方です。日本語字幕で視聴できます。
患者さん(女性)は3カ月前に母親を亡くし線維筋痛症を発症しました。作業療法士の関わりによって母親との関係に気づき、自分の生活を立て直していきます。その中で自己効力感を得ていきます。自分で自身の生活をコントロールできると感じた彼女は線維筋痛症もコントロールできると感じるようになって行きます。
鍼灸も患者さんの症状だけを診るのではなく、その人全体に関わることで患者さんが幸福感、自己効力感を感じて頂けるのは同じです。2回目、3回目の勉強会が楽しみです。
メイ治療室 女性のための鍼灸院
板橋区志村1-1-13
080-4084-1310
★ホームページはこちらです。
鍼灸マッサージ師のプロを養成する教員資格を持つ女性鍼灸師が代表です。スタッフは助産師、看護師の経験を持つ鍼灸あんまマッサージ師です。安心してご相談ください。お子様とご一緒の部屋で治療を受けることができます。
完全予約制です。ご予約はホームページのline、またはショートメールで受け付けております。よろしくお願いいたします。
メイ治療室 女性のための鍼灸院
東京都板橋区小豆沢2-14-3
080-4084-1310
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今年もよろしくお願いいたします。
新年は1/5(火)から診療いたします。
コロナで買い物を控えていたせいでしょうか、毎年11月末に購入するシクラメンの鉢の事を失念しておりました。なんだか治療室に彩りが足りないと感じていたのはその為だったのでしょう。
様々な事がオンラインで行われるようになりました。使い方の練習と習得、そして準備に追われてシクラメンの事に気を回す余裕がなかったようにも思います。
お節料理の準備が済み年が明けて心の余裕ができた時、よそのお宅のシクラメンの鉢が目に入る事でやっと気が付きました。
今年はどのような年になるのでしょう。皆さまにとって良いお年になりますように、微力ではございますが鍼灸師として精進して参ります。
メイ治療室 女性のための鍼灸院
吉田明代
さっこ先生・Twitterこと産婦人科の医師、高橋幸子先生の性教育講座が東京スキンタッチ会で開催されました。先生は自己紹介で
趣味、性教育!
特技、性教育!
仕事、性教育!
の高橋幸子ですっ!
さっこ先生と
呼んでくださぁーい!
と叫ばれて登壇。度肝を抜かれました!中高生に性教育の話をする時はこの位のインパクトが必要なのだそうです。
さて、さっこ先生は大学病院で産婦人科・思春期外来を担当されており若年妊娠や性虐待の被害にあっているお嬢さん達と接する現場にいらっしゃいます。そのお嬢さん達に「自分を大切にして欲しい」とどんなに伝えても彼女達の生育歴がそれを否定してしまうのだそう。
子供の時から親と性について話せる関係があれば、子供がトラブルに巻き込また時に子供は親に相談できるそうです。反対に家庭で性の話はタブーになっていると、子供は(こんな事を親に話したら怒られちゃう)と考えてしまいがちで、トラブルの解決が遅れてしまう傾向にあるそうです。
そこでさっこ先生は性教育に力を入れていらっしゃいます。
さっこ先生は世界の性教育がどうなっているかの説明で
・後進国では「避妊」や「性感染症」などは貧困対策のことを指す。
・先進国では「性的同意」や「性の多様性」など人権教育のことを指す。
性を学ぶのは人権を学ぶことで、自分らしく生きる権利だと説明してくださいました。性教育を早くから受けたからといって性交開始の時期が早まることはない、事が調査で分かっているそうです。開始時期は同じか少し遅くなるとのこと。
また、性教育の本をさっこ先生はたくさん紹介してくださいました。そういった本を家に置いておくと、子供が性について興味を持った時にコッソリ読んでくれる、難し部分は飛ばし読みする、そして次の性の悩みのステージに来るとまた子供が本を開いて自身で学んでいくそうです。さっこ先生お薦めの本が紹介されているサイトです。
もちろん、学校での性教育の重要性もお話しされていました。
翻って私達、鍼灸師は何ができるでしょうか?
私達は患者さんの肌に直接触れています。そのツボ刺激が脳の前頭葉の血流を変える事が分かってきました。鍼灸を受けた方が「初めて鍼治療を受けた後、頭の中が前向きな考えで満たされ、とてもリラックスできていたんです 」と下のNHKの記事で紹介されています。
前頭葉は認知機能を司っており認知症と深い関わりがあります。前頭葉は自分が自分であるのに大切なところ。自分が生きる権利を実感するところ。
鍼灸を通して身体に触れることで、患者さんの考え方が前向きになり、心のバランスが良くなる応援ができる思いを強くしました。
鍼灸によるうつ病の治療 心に効く「ツボ」の効果とは | NHK健康チャンネル
メイ治療室 女性のための鍼灸院
板橋区志村1-1-13
080-4084-1310
悪性腫瘍の摘出手術後に放射線照射の治療を数回受けた方です。
「とにかく身体がだるくて台所に立ってるのが辛かったです。料理を1品作っては横になって休む、そしてまた1品作っては横になるという感じでした。身体を動かせなかったので身体が固まってしまって。今でもうまく身体が動かないという感じです」と説明してくださいました。
当院を受診された時は台所仕事は出来るようになっていましたが、身体は重く動かしにくい状態でした。また抗がん剤の副作用で手足のしびれが続いていました。しびれた感じがあるので、物を掴む時に感覚が鈍く物が掴みにくいそうです。
さて、身体を動かさないと関節の動きの幅(関節可動域)が小さくなります。この関節可動域を大きくするのは鍼灸の得意技。そこで股関節の動きを制限している筋肉を鍼とお灸で緩めていきました。動きを確認しながら治療を進めるので、患者さんご本人に、1回目の治療で股関節の動きがどんどん大きくなって行く変化を感じていただけました。
さあ、股関節の動きが大きくなると、歩いた時に歩幅が大きくなります。それは今まで使っていなかった筋肉を使い始めるという事です。ですので、患者さんには「無意識に歩幅が大きくなるので明日あたり筋肉痛になるかもしれません。それは鍼灸治療で悪化したのではなく、身体の動きが大きくなり筋肉を使うことで、身体が開発されている証拠です。心配はいりません」と説明しました。
2回目にお話しを伺うと案の定筋肉痛が出ていました。治療成功です!さらに股関節の動きが大きくなるように鍼灸治療をしました。そうしましたら、
3回目。予約時間よりずいぶんと早く来院されました。
いつもと同じ時間に家を出発されたそうですが10分も早く治療室に着いてしまったそうです。足の運びがスムーズになっていたのです。患者さんご本人も驚かれていました。
さて、足先のしびれですが、身体を動かすのが億劫でなくなったのでササっと動ける、何か思いついた時にパパっと動ける。そうすると足のしびれに気持ちが行かなくなり、気になる回数がかなり減ったとのこと。
身体が気持ち良く動けるというのは、QOLが上がる事を意味しており、とても大切な事だと教えて頂きました。
メイ治療室 女性のための鍼灸院
板橋区志村1-1-13
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